男性と女性の不感症の分類 不感症 http://www.100kenkou.com/categories/fukan

　自分の医療記録に常時アクセスできるがん患者は、治療に対する満足度が高いことが新しい研究で明らかにされた。また、包括的で正確な医療情報を提供することにより、患者と医師の間に信頼を築くことができることも判明した。

　医学誌「Cancer（がん）」オンライン版に５月23日掲載された今回の研究では、最近、リンパ腫、乳がんまたは大腸（結腸）がんと診断された患者 295人を分析。いずれも化学療法を受けていた。精力剤患者に「要求に応じた情報」または体系的医療記録（OMR）のいずれかを提供した。OMRは、手術や放射線療法、病理学検査の結果のほか看護師のメモ、治療観察記録など患者の状態および治療に関する情報がすべて揃ったものである。これに加えて医学用語のガイドや資料の読み方、さまざまな文書を解釈するための医療スタッフからの助言も提供された。OMRを提示された患者の98％が受け取ることを選んだ。「要求に応じた情報」を受ける患者は、自分から要求するか、医師が提案した場合のみ情報や記録を受け取った。

　不安レベルおよび生活の質（QOL）のスコアには２群間に差は見られなかった。しかし、OMR群では自分の医療についての情報に満足している比率が1.68倍、十分な情報を得ていると感じている比率は1.86倍であった。また、OMRを受け取った患者の70.4％が次も同じ選択すると回答、74.8％が自分の選択を後悔していないと述べた。さらに、OMR群の大部分が、OMRが不安の原因となることはなかったと報告している。