2011年06月03日
あすか製薬、甲状腺ホルモン剤を3割増産
あすか製薬は甲状腺ホルモン剤「チラーヂンS(一般名レボチロキシンナトリウム)」を増産する。いわき工場(福島県いわき市)に約4億円を投じて製造ラインを新設し生産量を約3割増やす。チラーヂンSは同社が国内市場をほぼ独占しているが、東日本大震災の影響で一時供給が不安定になった。需要が拡大していることもあり、増産で安定供給体制を築く。
いわき工場の第2製剤棟に製造ラインを新設。稼働は秋ごろになる見込み。生産能力は現在の年間約5億錠から、同約6億5000万錠に増える。豊胸増産により在庫は現在の約1カ月分から2カ月分になる。在庫を積み増すと保管・管理などの関連コストが上昇するが、国内市場をほぼ独占する製薬会社として供給責任を果たすことを優先することにした。
いわき工場の第2製剤棟に製造ラインを新設。稼働は秋ごろになる見込み。生産能力は現在の年間約5億錠から、同約6億5000万錠に増える。豊胸増産により在庫は現在の約1カ月分から2カ月分になる。在庫を積み増すと保管・管理などの関連コストが上昇するが、国内市場をほぼ独占する製薬会社として供給責任を果たすことを優先することにした。
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